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ランの開発会社さんを訪ねて

お花を生産する人を訪ねて 2024.07.23

千葉県にあるランの開発会社さん、蘭裕園さんをお伺いしてきました。

蘭裕園さんはエビネをはじめとする、あわちどり 、 夢ちどり、春蘭など、日本に自生するランの品種開発を専門とする研究会社さんです。

中でも栽培されているエビネは、2022年世界らん展で日本大賞ををはじめ、奨励賞、アメリカ蘭協会特別賞他、たくさんの賞を受賞されています。

日本人では数人しかハウスの中に入ったことがないとのこと。大変特別な機会にお伺いさせていただきました。

夢ちどり・あわちどり

「ラン」というとみなさんどんなお花を想像されますでしょうか?
蘭裕園さんでは、暑さに強く、かわいい手のひらサイズ。
色がやさしく、とっても可愛い「夢ちどり」、「あわちどり」。
千葉発世界のランを目標に約40年間改良を続け、たくさんのオリジナル品種を作出されてきたそうです。

かわいさを追い求めて

蘭裕園さんの山本さんは、「自分がかわいいものを追い求めて、作ってきた」と何度もお話ししてくれました。ハウスの中は研究されているランたちでいっぱい!

かわいいランを追い求めて、冒険にも出かけられたことがあるそうです。


ランへの愛がとても感じられるやさしくて熱い人柄に、ランが答えてくれるようにハウスの中ではちいさくかわいく咲くランたちがこちらを見ているようでした。

こちらの記事にランの冒険について詳しく載っていますので、ぜひご覧ください。

スプーンで水やりを

鑑賞用としてではなく、生き物として大切に育ててほしいという山本さんの想いがあります。
室内に置く場合は、窓辺に置くと良いそう。

水やりはスプーンで♪とのこと。

ちいさくかわいく咲く、夢ちどり、あわちどりにぴったりなお水のあげ方ですね。
自宅でお子さんと一緒に、スプーンで水やりをしたら植物や花への心がとても育まれそうです!

ひとつひとつ違う表情を

夢ちどり・あわちどりにはかわいく見える「顔」があるそうです。
夢ちどり・あわちどりの顔が一番かわいくみえるようにひとつひとつ表情をみながら、並べられるそうです。

色鮮やかな鉢もオリジナルカラーで作られたとのこと。
それは、育てられたお花がよりかわいく見えるようにという、山本さんの想いがつまっているようにも感じられました。

ひとつひとつ色や表情が違う、夢ちどりとあわちどり

例年の暑い夏でも、花を愛でることはできないか?とmedeluスタッフで考え蘭裕園さんに出会うことができました。
暑さに強いランの中でも、miniサイズのとってもかわいい夢ちどりとあわちどり 。

切り花とはまた違った魅力で、翌年も楽しんでいただくことができます。
ぜひこの機会に夢ちどり、 あわちどりの魅力を知っていただけたら嬉しいです。

お知らせ

蘭裕園さんのお知らせはこちらからご覧いただけます。
ぜひこの機会に、ちいさなかわいいランの魅力に触れてみてくださいね。

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